
- すこしでもリスニングの点数をあげるために先読みのテクニックを覚えたい。
- とはいえ、実際に先読みをやってみると設問も音声も頭に残らなくて詰みがち。
- 先読みで本当に点数が伸びるのかな?…
そんな先読みであたふたする方に向けて書いた記事です。

現在のTOEICスコアは930点ほど。先読みをやめてリスニングスコアが急上昇した人のひとりです。
TOEICリスニングを攻略する手法の1つに「先読み」というものがあります。
しかし、この先読みというテクニック。知名度とは裏腹に、実は大きなリスクを秘めているのです。
そのリスクの全貌を、TOEIC初級者が先読みをしてはいけない4つの理由でざっくばらんにお伝えしました。
結論から言うと、僕はこの先読みを一切辞めました。
先読みへのこだわりを捨て、まったく別の解き方にチェンジしたのです。

点数が350点から455点に爆上がり!!
伸び幅ななんと105点にもなりました!!
そのときのテスト結果がこちら↓
もちろん、さまざまな要因が組み合わさっての点数アップであることは分かっています。しかし、自分の中でリスニングパートに対する自信が爆上がりしたことは事実。
解き方に迷いがなくなり、自分の力を120%発揮できるようになりました。
それでは、いったいどんな解き方にシフトチェンジしたのか?今回は僕が455点を獲得したときに用いた解き方の全貌をお伝えしたいと思います。
リスニングスコアを100点以上アップさせた画期的な方法
はい、いきなりネタバレからいきます。
僕が先読みの代わりに採用した画期的な解き方とはずばり!!!!
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目をつむって解く。
以上。

それだけかよ!!!
侮ることなかれ。目をつむって解くことの威力はハンパじゃないですよ。戻るボタンを押すのはもうちょっとだけ待ってください。
目をつむって解く集中リスニング法がどれほどまでに凄いかを分かりやすくお伝えします。
集中リスニング法のメリット
やることはただ目をつむって集中して聞くだけ。この集中リスニング法には大きく3つのメリットがあります。
- とにかくシンプルで簡単!
- 質問文が自分の味方に!
- 自分のリスニング力を100%発揮できる!
1つずつ詳しく見ていきましょう。
とにかくシンプルで簡単!

念のため、もう一度だけ集中リスニング法のやり方を解説しますね。
- 問題文の音声を目をつむって集中して聞く
- 設問が読まれたら誘導に従って一緒に解く
- 早く解き終わっても次には進まない
どうです?
めちゃくちゃ簡単じゃないですか?
意識すべきポイントは、集中して聞く。ただそれだけです。
これぞまさに、ザ・リスニング!
こんな簡単な方法をできない人類はまずいないでしょう。
質問文が自分の味方に!

設問分を読む音声が心強い味方になります。
先読み経験者ならお分かりいただけると思いますが、設問を読み上げる音声ほど鬱陶しいものはありません。
可能ならミュートにしてほしいと先読みマン全員が心の内で思っています。リスニング試験を受けているのに不思議ですよね笑
しかし、集中リスニング法の場合これとは真逆。誘導に従って解き進めるため、設問分の読み上げが心強い味方になるのです。

音声に従って、素直に設問を解き進める。
これがどれほど解き心地がいいことか。先読みに染まりきった愚者にとっては何も邪魔ものがいない澄み切った感覚に感動すら覚えます。
自分のリスニング力を100%発揮できる!

なぜなら、巷にあふれるやり方は100%集中して問題文を聞いていないから。
問題文が読まれている間に、
- 設問を解いて次に行けだの
- 聞こえたキーワードを紙に書けだの
と罪のない受験者たちにそれはまぁ色んな要求をしてきます。僕は先読みを実践している時にふと思いました。
問題文を聞きながらそんなに色んなことできるかよ!!
と。
「先読み」に代表される巷のテクニックは、どれもこれも「聞く」いうリスニングの本質から受験者を遠ざけているのです。
聞き取れなくて当然ですよね。だって聞いてないのですから。
しかし、集中リスニング法はまったくもって違います。
身体の全神経を研ぎ澄まして、100%聞くことだけに集中できるのです。
聞き取れる問題は解ける
聞き取れない問題は解けない
いつも結果はあなたのリスニング力を100%反映したものになります。
他のことに気を取られて聞き逃すことは絶対にありえません。100%聞いているのですから。
小手先のテクニックを盲信する受験者が耳をふさぐ中で、全細胞を総動員して聞くことに集中できる。
これが集中リスニング法の大きなメリットであるといえます。
僕は「先読み」をやめて突き抜けた。
なぜ僕がここまで集中リスニング法にこだわるのか?
それは、その威力を経験を通して感じたから。
僕は「先読み」法を誰よりも実践する敬虔な信者でした。あくなきまでに、設問を先に読むことに執着していましたね。
- 問題文が読まれる間に3問解く
- 設問が読まれる間に次の設問を読む
という神サイクルを徹底して守り、誰よりも早く正解にたどり着く。
そんな先読み法の理想形を目指して日々精進し続けました。
- どうやったら早く設問を理解できるか?
- どうやったら正確に答えを拾えるか?
まさにテストで点数をとることに特化したテクニック厨そのもの。
僕は自分の圧倒的な弱点に気づいたのです。
一度にたくさんのことをできない。
そうです。僕は一度に1つの動作しかできない超不器用人間だったのです。
先読みを実践するうえでこれは致命的な弱点。なぜなら先読みはながら作業のオンパレードだから。
- 問題を聞きながら設問を解く
- 設問を聞きながら次の問の設問を読む
いや、無理だっつーの!!!!!
僕は落胆を通り越して怒りがこみ上げてきました。ただでさえ英語を聞く力が乏しいのに、聞きながら別の作業なんて出来るわけがない。
そこで僕はふと思いつきました。
全てを投げ出して聞くことだけに集中しよう
と。
もう先読みはどうでもいい。設問を読みながらキーワードを聞くのは不可能だ。
聞こえたキーワードを書く作業もしない。書く瞬間に聞こえなくなっちゃうから。
どうせなら視界もシャットアウトして聞くことだけに全神経を集中させてやる!
そう決意して解き方を180度変えた瞬間に世界が変わりました。

余計なこと考えなくていいから超快適に解けるんです。いつもは邪魔だった設問の誘導もめちゃありがたい。
なにこれ、最高かよ!!
まさに喜びの絶頂でした。
いつもはふわふわした気持ちで解いていたのが、確信とともに解ける感じ。
結果は明白についてきました。
リスニングのスコアが350点から455点へと急上昇!!
自分のリスニング力がそこまで伸びた実感はありません。解き方のチェンジが大きな違いをもたらしたのです。

いずれにせよ、勇気を出して先読みを辞めたことで、僕は突きぬけた結果を残すことができたのです。
まとめ
以上、先読みをやめてリスニングスコアが100点以上伸びた話をお伝えしました。
=目をつむって集中して聞く
=集中リスリング法
集中リスリング法のメリット
とにかくシンプルで簡単!
設問を読む音声が自分の味方に!
自分実力を100%発揮できる!
TOEICスコアが350点付近をうろちょろしている方。そして僕のように、ながら作業が苦手な不器用な方。
勇気を出して先読みを辞めてみてください。
みなさんの実力は目に見える点数より高いかもしれません。
別のことに気を取られていませんか?
イメージしてみてください。
めちゃくちゃカッコよくないですか??
心配しなくても大丈夫です。先読みをしたところで対して設問文は頭に入っていませんから。
それより、どんと構えて問題文に集中できているあなたの方が、確実にアドバンテージを取れています。
集中リスニング法の威力は計り知れません。ぜひ勇気を出して、既存の枠組みを超えてみてください。
これまでとは全く違った世界を体験することができるはずです。

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