
- バギオのBECIという学校に興味があるけど、実際どうなの?
- BECIに通って本当に英語が伸びるのか知りたい。
- 料金や学校の雰囲気はどんな感じ?
そんな疑問を持つ人に向けて書いた記事です。

ネットや口コミサイトを見てみると、バギオのおすすめ校としてBECIの名前がよく出てきますよね?
しかし、ポジションを取らない卒業生の生の声というのはあまりないのではないかと。
そこで、今回は3ヶ月ほどBECIに通った僕が、
- BECIのよかった点
- BECIの残念だった点
- BECIのおすすめコース
の3点を超正直にお伝えしたいと思います。下手に嘘をついて留学に誘導するつもりはありません。ガチでレビューします。
この記事を読むことで、自分がBECIの雰囲気に合うかどうかが分かり、語学学校のミスマッチングを防ぐことができるはずです。
留学先の候補としてBECIを考えている方の助けになれば幸いです。

僕がBECIを選んだ理由

はじめに、僕がBECIを選んだ理由について。
お恥ずかしい話ですが、自分で穴があくほど留学先を比較して選んだわけではないんです笑
決定打は話を聞きにいったエージェントの方が自信をもって勧めてくれたから。
- バギオの中でも比較的安い
- 実績としてBECIに行く学生が多い
- スピーキングの教育が充実している
このあたりを聞いて、勢いでBECIに決めました。
なによりも当時のエージェントの方があまりにも良い人だったので、「この人が言うなら間違いないでしょ」という気持ちもありましたね。
そんなこんなで留学に行ったわけですが、
結論からいうとBECIを選んで大正解でした。
ここから、BECIの良かったところ、反対に残念だったところもレビューしていきます。

BECIの良かったところ
BECIの良かったところはこの3つです。
- やる気があればどこまでも向き合ってくれる
- 情に厚い先生が多い
- ラウンジが24時間空いているので勉強し放題
それぞれについて具体的にみていきます。
やる気があればどこまでも向き合ってくれる

BECIの講師陣はやる気さえあればどこまでも向き合ってくれます。
120%で挑めば200%で返ってくる。といいますか。
印象的なエピソードとして、仲良くなった先生に依頼していた添削があります。
僕は毎日、授業を受けた感想や自分の考えを英語でまとめて、提出していました。
何が凄いかって、本気の添削が返ってくること。
添削だけではありません。
僕が休みの日にTOEICコースの教室で勉強していると、先生がふらっと差し入れを持ってきてくれることもありました。しかも、何人もの先生がかわるがわるです。

スパルタ色がうすく自由な校風

BECIはバギオの中ではどちらかというとスパルタ色はうすいです。
- 日本語をひとことも喋ってはいけない!
- 1日11コマ必ず授業受けて!
- 平日は外出禁止!
といった縛りはありません。学生の自主性を重んじて、自分に合ったペースで勉強できます。
僕はガチガチに縛られると反対にやる気がでないタイプだったのでBECIの校風はぴったりでした。
たとえば、
- アウトプットが足りないなと思ったらナイトクラスを受講したり、
- 今はTOEICの勉強に集中したいと思ったら、教室にいって模擬試験を受けさせてもらったり、
- 交流の輪を広めたいと思ったら、ディスカッション勉強会を開いていろんな国の人と意見を交換してみたり、
など、なんでも自由にチャレンジできる環境が整っていました。
主体的に動ける人にとってBECIは最高に過ごしやすいところだと思います!
ラウンジが24時間空いているので勉強し放題
BECIにはラウンジという大きな勉強スペースがあり、なんと24時間使い放題なんです!
僕はこのラウンジを誰よりも使い倒した自信があります。
なにが良いかって、ラウンジに行けば誰かしら勉強してるんですよね。しかも、その時間帯に勉強する人は決まって意識が高い!
おのずと早起きメンバー同士で仲良くなり、勉強のモチベーションを高く保つことができました。
もちろん早朝だけでなく、休日や夜中でもラウンジは学生でにぎわっています。
もしBECIに行くなら、このラウンジを使い倒してください!
BECIの残念だったところ
一方でBECIの残念だったところもいくつかあったので正直にお伝えします。
BECIではEOP(母国語禁止)が徹底されていない
まず、BECIではEOP(母国語禁止ルール)は徹底されていませんでした。一応ルールとしてはあるのですが、実際は誰も守っていませんでしたね。
2016年当時の情報です。今のBECIがどうなっているかは分かりません
事実、EOPを徹底していなくてもスピーキングは圧倒的に伸びました。EOPの徹底と英語力の伸びが比例するわけではないという事実はぜひ知っておいてください。

グループクラスの質にはムラがある
ぶっちゃけグループクラスの質にはムラがあります。

という微妙な授業もあれば、

という神授業もあります。
いろんな先生がいるので仕方ありません。すべての授業が有益で良質だという期待は持たないほうがいいです。
ちなみに、グループクラスは1ヶ月(だったかな?)ごとに変更できます。
友達から情報を集めておくと、素晴らしい授業に出会える確率が高まるはずです。

誰でも伸びるわけではない
これはどこの語学学校にも言えることですが、
数か月滞在してまったく英語が伸びていない残念な学生も一定数いました。
その理由はさきほど述べた通り、スパルタ色がうすく自由な校風だから。
一方で、伸びる人はぎゅいんぎゅいん伸びているのも事実。
スパルタ色がうすいだけに、合う合わないがはっきりしている学校なのかなと思いました。
完全に僕の感覚ですが、
- めっちゃ伸びる人:10%
- 伸びる人:30%
- 普通:40%
- 伸びない人:15%
- 部屋で寝てた人:5%
ぐらいの割合だったと思います。普通に授業うけて普通に勉強したら伸びますので安心してください(笑)
ちなみに、BECIでめっちゃ伸びる人の特徴は、
- ある程度の基礎は完成している
- 自分で考えて行動できる
- 根が真面目
- 地道に継続できる
こんな感じです。
つまり、このブログを読んでいるみなさんならBECIで十分に伸びると思います。

BECIのおすすめのコースは?
BECIには現在6つのコースがあります。
- SPEED ESL
- SPARTA ESL
- IELTS基礎
- IELTS点数保証
- TOEIC点数保証
- ビジネス専門
簡単に説明すると、SPEED ESLはゆるめ、SPALTA ESLはハード、その他4つは名前のとおりです。
ちなみに僕はINTENSIVE ESL(今は存在しません)とTOEICコース(現在はTOEIC点数保証コースに変更)をうけました。
現在ある6コースの中で僕がおすすめするのはSPEED ESL or TOEIC点数保証コースの2つ。
- 基礎から学びたいならSPEED ESL
- 基礎が完成しているならTOEIC点数保証コース
という決め方で問題ありません。
基礎というのはTOEICでいえば500点、センター試験でいうなら140点ぐらいです。
上で上げた2つのコースを受講すべき理由について正直に話しますね。
SPEED ESLをおすすめする理由

はじめに、多くの人が選びたがるのがSPARTA ESLコースですが、はっきりいってハード過ぎます。
実際にSPARTAコースを受講した友達はほぼ例外なく疲弊しきっていました。
一方でSPEED ESLなら6コマ+自由参加のナイトクラス3コマという構成。
これなら、授業の復習+自分の勉強をする時間がしっかり持てます。
もし英語の基礎から勉強したいのであれば、SPEED ESLコースを選んでおけば間違いないでしょう。
TOEIC保証コースをおすすめする理由

TOEIC保証コースをおすすめする理由は超明確でして、
講師と学生のレベルが圧倒的に高いから。
まずTOEICコースで教えられるのは、厳しい試験に合格した一部の先生のみ。
僕は入学後1ヶ月でTOEICコースに変更したのですが、講師のレベルのギャップにびっくり仰天しました。
TOEICの教え方に限らず、
- 英語を教えるセンス
- 生徒の弱点を見抜く力
- 講師としての経験
すべてが桁違いに高かったです。あまりにも凄かったので具体的な名前を羅列したいぐらいですが、さすがに伏せておきます(笑)

さらに講師だけでなく学生のレベルも高い!!
基礎が完成した学生のみが集まるのでグループクラスの有益さはハンパなかったです。
大学受験でそれなりに英語を勉強してきて基礎はバッチリという方は迷わずTOEIC保証コース一を選びましょう。
Beciの留学費用

はじめにBECIの留学費用は下記のとおりです。コース、部屋、滞在期間によって変わってきます。
計算方法は下に書いておりますので、そちらを参考にしてください。
(希望コース+希望部屋)×1
8週間の場合:
(希望コース+希望部屋)×2
12週間の場合:
(希望コース+希望部屋)×3
- 登録料:¥10000
- ピックアップ費用:¥6000
- 諸経費:¥40000~¥60000
が必要になります。
たとえば、TOEIC点数保証コースを6人部屋で8週間受講するなら、
(9.9万+5.2万) × 2 = 30.2万円
現地で払う費用を合算すると37万円ぐらいになります。
BECIの校舎
次に、BECIの校舎の様子を紹介します。
BECIのマンツーマンクラスの教室
それぞれの先生が1部屋もっており、コマごとに担当の先生の教室へ移動します。

BECIのグループクラスの教室
グループクラスの人数は3~8人ぐらい。たまに屋外に飛び出す授業とかもあります(笑)

校舎の廊下
廊下はこんな感じ。休み時間になると生徒と先生が一斉に出てくるので超混雑します。

BECIのお部屋の様子
次に、留学生にとって超重要なお部屋の様子を紹介します。ちなみに全部屋Wi-Fi、冷蔵庫、風呂トイレ完備です。
BECIの6人部屋
最もお財布にやさしい6人部屋。いろんな国の学生と一緒に生活するので、たまに衝突も起こります。
それも含めて異文化を理解する経験になるので面白いのかなと思ったり(笑)

BECIの4人部屋
少しゆとりが出てくる4人部屋。6人部屋より1万円ほど高くなります。

BECIの3人部屋
僕がお世話になった3人部屋。(というより当時は3人部屋しか空いてませんでした笑)
個人的には3人ぐらいが多すぎず少なすぎず丁度いいかなと感じました。
追加情報として、同じ部屋の生徒が卒業していくと、一時的に一人部屋になることもあります。僕は1ヶ月ぐらい3人部屋の料金で一人部屋を実現できました。

BECIの2人部屋
超ゆとりのある2人部屋。ここまでくるとただのホテルですね。


BECIの各種施設
お次は各種施設を紹介します。
BECIの食堂
まずは食堂。授業を受ける校舎の最上階にあります。お昼以外の時間はここで自習することもできます。

BECIのラウンジ(学習スペース)
先ほど紹介した噂のラウンジです。控えめにいっても最高の空間。24時間使えるので勉強し放題です。
個人的には早朝のラウンジが静かで意識高い学生が集まるのでおすすめ!

BECIの運動スペース
勉強に疲れたら身体を動かすスペースもあります。卓球とバスケコートはよく使わせて頂きました。
ジムを利用している学生はほぼ見なかったですね(笑)

BECIは噂通りの優良校。留学する価値は十分にあり。
以上、BECIのガチレビューおよび学校の様子をお伝えしました。
結論として、BECIは噂通りの優良校といえます。
僕は12週間の留学により、
- TOEICスコアでは800点(270点up)
- スピーキングでは中の上+
まで伸ばすことができました。(中の上+がどれぐらいのレベルかは以下の記事でまとめてます笑)
英語は一度身につけてしまえば、人生の自由度を最大に高めてくれる最強のスキルです。
そしてBECIにはやる気さえされば英語を着実に伸ばせる環境がすべて整っています。
- 英語を本気で勉強したい方
- とはいえ超スパルタは無理という方
- 自主的に学び続けられる方
- 超優秀な先生から学びたい方
上記に1つでもあてはまるのであれば、一卒業生の立場として、BECIに挑戦すること強くをおすすめします!
おかえりBLOG with Givers Network

おかえりBLOGでは「株式会社 Givers Network(旧称WiLL)」と連携して留学のサポートをおこなっています。
Giversは2014年から100名以上の学生を留学に送り出してきた信頼と実績のあるエージェントです。
Giversは取締役であるYoshitakaさん夫妻によって運営されており、安心して相談できる環境があります。
僕がBECIにいったときはYoshitakaさんの奥さん(バイリンガルで英語ペラペラ)から、
- オンラインレッスン
- 自己紹介の添削
- 勉強のやり方
など手厚すぎるサポートを受けました。

とにかく親切で留学生思いのエージェントであることは確かです!
Giversを通じて留学に行ったメンバーは、
- 外資系企業内定
- 海外企業に就職
- 海外の大学に進学
など世界中で活躍されています。帰国後の就職サポートも行っているので、仕事を辞めてからでも安心して留学に挑戦できるかと思います!

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