
- もうすぐ留学に行くけど何を勉強したらいいのか分からない…。
- いずれ留学に行くつもりだけど今どんな学習をしておくべき?
- そもそも留学前に英語の勉強なんて意味ないのでは?…
そんな悩みを持つ人に向けて書いた記事です。

この記事を書いている僕は大学生のときに12週間のフィリピン留学を経験し、英語力を満足のいくまで伸ばすことができました。英語力のあてになるかは不明ですが、TOEIC900点ホルダーでもあります。
と、自信満々に語っている僕ですが、留学に行く前は右も左も分からずGoogle先生に「留学前 何やったらいい?」みたいなワードで聞きまくってました。
おそらくこれを読んでるみなさんも同じ状況のはずです。
結論から言うと、留学前はすこしでも事前学習をやっておくべきです!
ほんの少し事前学習をしておくだけで、留学中の英語の伸びはガクンと変わってきます。
反対になにもしなければ、せっかくの留学が基礎学習に追われて無駄になってしまうかもしれません。
ということで、この記事ではこれから留学に旅立つみなさんに向けて、
- 今やっておくべき英語学習の内容
- その中の優先順位
の2点をお伝えします。出発までそんなに時間がないと思いますので、短期間でできる、かつ効果的な学習法だけを載せました。
この記事を読むことで、留学の効果を最大に高める事前学習のやり方がわかるはずです。

留学前の英語学習はめちゃくちゃ重要!費用対効果がハンパないです。

改めて本記事の主張をもうしあげます。
留学前の英語学習はめちゃくちゃ重要です!少しやるだけで、数か月の留学の成長角度が変わります。
費用対効果がハンパないので絶対にやりましょう。
理由はシンプルでして、誰もやっていないからです。
だから、この記事を読んでる人はすでに相当リードしているわけです。自信をもってください。
とはいえ、やる人が少ないから事前学習はアツいと言われても納得できないと思うので、準備すべき理由を手短に説明しますね。
結論から言えば、単語と文法を留学先でやるのはコスパ悪すぎるうえに時間の無駄だからです。
だってこの2つは日本できますよね?というか、日本語で勉強した方が理解が早いですよね?
だから、留学行く前にこれぐらいはやっとこうよ。という話です。
単語や文法の勉強は日本語でやった方がはるかに効率がいいです。
英語で文法を勉強しようとすると、
- 名詞・動詞・形容詞
- 助動詞・関係代名詞
のような難しい単語を覚えることから始めなければなりません。東大生でもこれらを英語で言える人は少ないでしょう。
- 名詞は、neun
- 動詞は、verb
- 形容詞は、adjective
です。(他は忘れました笑)
だから、留学前に最低限の文法・単語はおさえておくべきなんです。
事前に勉強を済ませておけば、留学先でスピーキングに上達することができます。
留学前にやる英語学習の優先順位


- 単語
- スピーキング
- 文法
それぞれ詳しく解説しますが、最重要ポイントとして中学レベルが理解できていればOKということは知っておいてください。
大学受験に出てくるような単語・文法はひとまず不要です。まず使うことはありません(笑)
現時点で英語まったくできないという方も、まずは中学英語の理解を目標にすれば大丈夫です!
留学前にやると効果的な英語学習書と進め方のコツ
それでは単語、スピーキング、文法のそれぞれについておすすめの参考書と進め方のコツをお伝えします。
もし時間がない方は最低でも単語とスピーキングだけはやっておきたいところです。
単語
はじめに単語を固めましょう。中学レベル、欲を言えばセンター試験レベルまでやっておけば鬼に金棒です。
センター試験レベルの単語ができていればスキップして構いません
単語帳はなんでも良いのですが、僕はユメタンシリーズをメインに使っていました。デザインが綺麗かつ100個ごとに確認テストがついており、アウトプットしやすいからです。
ちなみに、DUOも人気の単語帳ではありますが、留学者には向いていません。大学受験向けの単語が多く、量もかなり多いので留学前の準備にはヘビーすぎます。
DUOもユメタンも制覇した立場として、留学前の人にはユメタンをおすすめしたいです。
進め方のコツですが、基本は100個ずつに区切って以下の手順で進めていけばOKです。
- 1週目:テストをして知っている単語を消去。
- 2週目:英語→日本語を声に出して読む
- 3週目:紙に書く
- 4週目:口頭でテスト
このやり方で進めれば1週間で200個ぐらいは覚えられます。(ユメタン0の話)

スピーキング
次にやるべきはスピーキングです。
なぜ文法より先にやるかというと、スピーキングの練習をすれば最低限の文法は身に付くからです。
だから自信をもってスピーキングに取り組んでください。
具体的にやることはただ1つ。瞬間英作文の特訓です。
使う教材は、どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CD BOOK)。
この1冊をやるかやらないかでスピーキングの伸びがかなり変わってくるのでまだ持ってない人はぜひ課金しておきましょう。
僕もこの教材を5周ほどやり込んだ結果、留学中のブレイクスルーが同期より早くやってきました。1ヶ月ぐらいでぎゅいんと伸びた実感があります。
留学中に誰しもブレイクスルーというものに遭遇します。
あるとき突然、英語がスラスラ出てくるようになる。まさにそんな感覚です。
一刻もはやくブレイクスルーに出会いたいですね!
文法
単語とスピーキング(瞬間英作文)のトレーニングを重ねつつ、時間に余裕があれば文法の勉強もしておきましょう。
しつこいようですが、中学レベルの文法が理解できていればとりあえずOKです。
もし、心配な方は中学英語をもう一度ひとつひとつ分かりやすくをやっておくと良いかなと思います。
留学先で資格試験に挑戦したいという方は、以下の2冊のうちどちらかを辞書的に使うことをおすすめします。

あくまで文法の勉強はサブとして進めてください。メインはやはり単語と瞬間英作文です。
これがベストの進め方といえます。
【中級者向け】留学前にTOEIC500点を超えておくとかなりおいしい
もし、現時点で中学レベルの単語・文法は完璧!という方はぜひTOEICに挑戦することをオススメします。
主な理由は2つ。
- 500点以上あれば英語が伸びやすい
- 留学前後の変化がわかりやすい
500点以上あれば英語が伸びやすい
フィリピン留学にいって、英語が伸びる人、まったく伸びない人が必ず出てきます。
そして、伸びる人は例外なく基礎を完成した状態で留学にいっています。
その基礎が完成した状態の目安がTOEIC500点というわけです。
もしすでに500点以上のスコアを持っているなら、瞬間英作文だけやれば大丈夫です。
留学前後の変化がわかりやすい
2つ目の理由は、留学前後の変化をわかりやすくするためです。
留学にいくなら誰しも、行く前と後でどれぐらい英語が伸びたのか気になりますよね?
加えて、試験が待ち構えているというだけで留学前の学習にもやる気がわいていきます。

まとめ

以上、留学前にやっておくべき英語学習と、その中での優先順位についてお伝えしました。
留学期間の英語の伸びは事前学習の密度によって決まります。
留学先で圧倒的な成果を残すために、本記事で紹介した方法を1つでも実践してみてください。

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