
- 学校の授業が分かりづらいから問題集で勉強してるけど、難しくて挫折してしまう…
- そもそも、問題集の進め方が分からない
- とはいえ、塾に通うのは面倒なのでなんとか問題集だけで成績を上げたい。
そんな悩める高校生に向けて書いた記事です。

この記事を書いている僕は、生粋のド田舎育ち。近くにまともな塾がなかったため、完全参考書オンリーで勉強し、大阪大学の工学部に現役合格を果たしました。
高校3年間のすべてを勉強法の研究に捧げてきたので、問題集の使い方にはかなり詳しいと自負しています。
結論からいうと、最強の勉強法は問題集を7周とく!これだけです。7周まわすことができれば、どんなに理解力がなくても偏差値15upはかたいです。
え?それだけ?と思ったかもしれませんが、普通にやろうとしても1800%挫折します。7周どころか、まともに1周するのも難しいはずです。
僕が力を入れたのは、どうすれば挫折することなく問題集を反復できるのか?
問題集を進めるときに挫折しやすいポイントを徹底的に研究し、モチベ―ションを高く保ったまま反復学習ができる方法を開発しました。
本シリーズを読めば、これまで挫折を繰り返していた問題集コレクターも確実に成績を上げられるようになります。
1つの記事でまとめようとしましたが、どうしてもボリュームが多く、5記事になってしまいました。
それぐらい本気で書いた最強の勉強法ですので、ぜひ最後までお読みいただき、他を圧倒するような結果を残してほしいです。

最強の勉強法はこれだ!

最強の勉強法とはずばり、問題集を7周とく反復学習法です。
シンプルかつ最強の7周勉強法









見てください。これが現実です。ピッコロだけじゃなく、ほとんどの方がこのパターンに陥っているのではないでしょうか?
効果が出なければ問題集の質を疑う。自分に合った問題集を探し続けて大量の時間とお金を無駄にする。
はっきり言います。
効果が出る勉強法というのは常にシンプルです。シンプルで簡単ですが、決してラクなやり方ではありません。

最強の勉強法は残念ながらある程度の労力が必要です。しかし、結果は保証します。
それが7周勉強法の威力です。
なぜ7周やる必要があるのか?




9割の人が問題集の1周目でやめてしまう理由

なんとなくイメージできると思いますが、問題集を7周やれば誰でも偏差値を爆上げできます。
それでは、なぜほとんどの人がここで満足してしまうのか? 理由はおもに2つありまして、
- 完璧を求めすぎて挫折してしまう。
- 半分ぐらい解けて満足する。
のどちらかです。
1つ目は完璧主義者が陥りやすいトラップ。あれもこれも理解しなきゃと神経質になり、少しでもできなければ激萎えしてやめてしまう。
日本人に多いタイプなのかなと思います。僕もはじめの頃はそうでした。
2つ目が半分ぐらい正解できて満足しちゃうトラップ。意外にこのトラップに引っかかる人も多く、「5割できたから次に行こ♪」と考えてしまうんですね。
いうなれば、テストは受けまくるのに答え合わせをしないのと同じですね。

7周勉強法はやればやるほど楽になる。










7周まわすといっても労力は2、3周まわすのとほぼ変わらないんだ。
7周勉強法では、周回をこなせばこなすほど、かかる労力と時間は減っていきます。
なぜなら、理解度が進めばいちいち解答すべてを書く必要がなくなってくるからです。
たとえば、数学の問題では
ということは、この三角形で余弦定理が使えるようになるから、辺CDも分かり、○○の公式を使えば△AEDの面積も出せる。
と口頭で説明するだけで十分な復習になります。
勉強の本質は解き方のストーリーを作れるようになることです。 それさえできるようになれば、いちいち手を動かす必要はないのです。


7周勉強法では、やればやるほど新しい発見がある!

問題集を7周まわすと新しい世界が見えるようになります。
これまで別々に存在していた知識が、周回を通して有機的に繋がっていく感じ。
 


だからこそ、たったの1、2周で終わるのはもったいないんです。
3周、4周、・・・と繰り返して問題集に隠れている深い味わいをしゃぶりつくしてください。


僕が7周勉強法を実践して成し遂げたこと

効果を実証するために、7周勉強法を実践して成し遂げたことをご紹介します。



問題集だけでTOEIC 930点
TOEICの過去問を7周繰り返して、930点まで伸ばすことができました。


やったことはこの2冊を7周繰り返しただけです。
大阪大学入試物理90%越え
自慢その2。
何度もしつこいですが、やったことは問題集をバカのひとつ覚えに7周解いただけです。
物理に関しては、授業も聞かずにひたすら問題集を解き続けていました。

ちなみに、僕が使った問題集(参考書)は高校3年間で5冊だけ。
5冊をそれぞれ7周まわすことで、阪大レベルでも余裕で解けるようになったわけです。反復の効果は絶大ですね。
7周勉強法を確立した経緯









これまで読んできた本はどれもこれも難しくて実践しづらい。それに「人によって結果も変わるんじゃないの?」と思うものばかり。
しかし、この本は違いました。

それからはバカの1つ覚えに反復学習の実践。来る日も来る日も同じ問題集とにらめっこ。 手あかがついてボロボロになるまで反復しましたね。


入学時はクラスの中でケツから数えた方が早かったのに、気づけば学年でTOP3に入っていたんだ。



数えきれない試行錯誤の末にこの7周勉強法を編み出すことができたんですね。


7周勉強法は人生までも切り拓く

7周勉強法が活きるのは大学受験だけではありません。
- TOEICのような資格試験
- 大学に入ってからの勉強
- 会社に入ってからの仕事の仕方
など人生におけるすべての場面に活かせる勉強法です。
そんなときに頼れるのは自力でレベルアップできる力、すなわち独走力です。
独走力さえ身につけてしまえば、どんなスキルでも独学で実装できます。数十万もかけて高額なスクールに通う必要はなくなるわけです。
独走力を身につけるために、まずは大学受験で成功体験を積み上げましょう!
7周勉強法は、大学受験に留まらず、人生のあらゆる挑戦の土台になって未来を切り開いてくれるでしょう。

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