
- いつも問題集を買っては道半ばで放り投げちゃう。
- 一度でいいから、問題集をやり遂げたい。
- 塾に通わず、こっそりと成績を上げたい。
そんな悩める高校生に向けて書いた記事です。

この記事を書いている僕は、生粋のド田舎育ち。近くにまともな塾がなかったため、完全参考書オンリーで勉強し、大阪大学の工学部に現役合格を果たしました。
高校3年間のすべてを勉強法の研究に捧げてきたので、問題集の使い方にはかなり詳しいと自負しています。
さて、いよいよ今回が7周勉強法シリーズの最終回です。
え?まだ5周目だよ?と思うかもしれませんが、本記事で5~7周目を一気に解説していきます。
これまで、
- 普通にゴリゴリ解く
- 解答熟読
- 解答プロセスの再現
- 解答ストーリーの作成
などなど多くのメソッドを駆使して問題集とにらめっこしてきたと思います。そろそろ問題集に手垢がついてきた頃でしょうか?
5~7周目を進めるにあたってのキーワードはアナザーワールドです。

だんだん厨二臭くなってきたなと思ってたけど、ついにカタカナが登場したか。
これまでは言うなれば人間の域。5周目以降は人間のレベルを超えてアナザーワールドに飛び立つことができます。

だいぶ導入でちょけましたが、本記事では7周勉強法の仕上げとなる、5から7周目の具体的なやり方を説明していきます。
本記事を読むことで、受験の神に限りなく近づくことができるでしょう。

5周目開始の状態
いつものように5周目開始の状態を図で確認しましょう。




いきなりペースを乱されましたが続けます。
4周目になると初見で解けた問題以外はすべて3回以上反復しています。
5周目~7周目は上図の赤色の問題をひたすら重ね塗りしていくイメージです。



5周目以降は人間の域を超える

7周勉強法において4周目を超えると異次元の世界、つまりアナザーワールドに行くことができます。
これは到達した人にしか分からない世界です。たとえるなら、
- 5周目 達人
- 6周目 仙人
- 7周目 神
のようなイメージですね。



ここまで来たらちゃんとボケろよ!

たとえの癖が強すぎましたが、 言いたいことは、
ここから先は、要する時間に反比例して実力は指数関数的に伸びていきます。グラフで表すとこんな感じです↓

- 青が1周まわすのに要する時間
- 赤がそれぞれの周を開始する時点の実力
を表しています。
5~7周目において、要する時間(青)は急激に短くなっているにも関わらず、実力(赤)は急上昇していることが分かります。
つまり、5~7周目にアナザーワールドが待っているということです。
- 周回前半で心が折れそうな方
- 勉強法を切り替えようか迷っている方
圧倒的な成長は5周目に必ずやってきます。あと1周の辛抱です。
やればやるだけ面白いぐらい成績があがっていきます。どうか最後まで必ずくらいついてください。
神になるための3ステップ

それでは神になるための3つのステップをお伝えします。
はっきり言って心の負荷はほとんどありません。
ふらっとコンビニ行くかぐらいの軽い気持ちで楽しんでいきましょう。
5周目:ストーリーを口頭で作る

4周目にストーリーを紙に書いて作成しました。
5周目はこの手順をそっくりそのまま口頭でやるだけです。
頭の中で考えるだけではいけません。声に出すことがポイントです。なぜなら、頭の中で考えるだけでは自分をごまかせてしまうからです。





蝉の形はこれぐらいにして、重要なテクニックをもう1つ!
ストーリーを口頭で作成することに慣れてきたら、 そのストーリーを誰かに説明してみてください。
友達でも家族でもペットでも構いません。とにかく第三者を作ることがポイントです。




恥をかきたくないし、誰にでもわかるように説明しないといけないし。


バカは先生にはなれませんからね。
解答ストーリーを誰かに説明するのは非常に効果的な復習法です。
誰かに教えるためには深いレベルで理解しなければいけません。人に教えることを通して、
- ひとりよがりの論理展開をしていた箇所
- 理解不足でごまかしていた箇所
を明確に見つけることができるのです。自分はだませても他人はだませませんからね。




6周目: 3つの解き方を組み合わせる

さて、ストーリーを文面でも口頭でも作り、そろそろ飽きてきたころではないでしょう か?
6周目は気分転換もかねて、これまで習得したメソッドを組み合わせていきます。
5周目までを通して、
- 普通に解く
- 解答ストーリーを書く
- 解答ストーリーを口頭で説明する
の3つの解き方を習得しました。
6周目は、 この3つの解き方を問題への理解度や愛着に応じて使い分けていきます。
たとえば、
- 完ペキな問題は口頭で解く
- できるか不安な問題はストーリーを書く
- 苦手意識のある問題は一通り解く
- 愛着のある問題はあえて丁寧に解く
のようなイメージです。

僕は大のビビりマンだったので、久しぶりに出会った問題は丁寧に解答を書いて自信をつ けていました。
判断基準は自分の好みで結構です。
ここまで辿り着けた強者なら、それぞれの問題に最適なやり方をよくわかっているはずです。
3つの解き方を組み合わせることは、
- モチベーションの維持
- 五感の刺激による理解の深まり
- 苦手な問題に対する自信の強化
などの点で多くのメリットがあります。


7周目:タイムアタックに挑戦する


それはずばり、タイムアタックです。



レベルMAXにしても相手になりません。



それならやることはただ1つ。


茶番が長くなりましたが、 何かを極めた人が辿り着く先はタイムアタックしかありません。
- 1周を何分でまわせるか測ってみたり
- 1時間で何問解けるか数えてみたり
様々な方法で挑戦してみましょう。
同じ方法のなかでも、
- 普通に解く
- 解答ストーリーを書く
- 解答ストーリーを口頭で言う
と3つの変化を加えることができます。
人はタイムを測られるとマジになります。集中力が研ぎ澄まされ、新たな能力が開発されるのです。
自分の最速タイムを更新する喜びを味わいまくってください。
最初の頃に苦しまされた問題をばっさばっさと切り倒していくその様は快感そのもの。
7周目はこのやり方で、 勝者の遊びをおもいっきり楽しんでください。
まとめ


解答ストーリーを口頭で説明する。
6周目のまわし方
3つの解き方を組み合わせる。
普通に解く
解答ストーリーを紙に書く
解答ストーリーを口頭で説明する
7周目のまわし方
タイムアタックに挑戦する。
5周目以降は時間もかからず、ただただ楽しいのに、 成績はなぜかうなぎ登りしていく。
そんな不思議な感覚を味わえます。
7周勉強法は始めてすぐに効果が出るようなラクな方法ではありません。
しかし、続けさえすれば誰でも確実に効果が出てきます。
とにかく結果がでることを信じてやり続けて下さい。
それでも挫けそうなときは、このブログに帰ってきてモチベーションを充電してください。
みなさんが継続する自信を持てるように一生懸命記事を書き続けていきます。
このブログを見て下さった全ての人が7周勉強法で圧倒的な成果を出せるように


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