
- フィリピン留学に行って英語を絶対に伸ばしたい。
- 高い留学費用をドブに捨てたくはない。
- 留学生が陥りがちな落とし穴を事前に把握しておきたい。
そんな留学中もしくは留学を予定されている方に向けて書いた記事です。

この記事を書いている僕は、大学生の時に3ヶ月のフィリピン留学を経験し、現在はWebエンジニアとして働く傍ら、フィリピン留学サポーターの仕事もやっています。
僕がフィリピン留学に行ったとき悲惨な状況を目の当たりにしました。
お金をかけてフィリピンまで来てるのに、英語力が伸びていない学生が多すぎる!
僕が行った語学学校がたまたまそうだったのかもしれません。
数多くの学生が留学というマジックワードに幻想を抱き、行けばなんとなかなると思っているようですが、現実は甘くないようです。
しかし、多くの人が陥りがちな留学の落とし穴を事前に把握しておくことで失敗するリスクを極限まで下げることができます。
大切なのは失敗から学ぶこと。
ということで今回は、留学中もしくはこれから留学に行くみなさんに向けて僕が留学期間に見た「英語が伸びない人の特徴」を5つお伝えしていきます。
この記事を読むことで留学中に陥りがちな落とし穴を回避することができるはずです。
フィリピン留学で英語が伸びない人に共通する特徴4選

はじめに結論から。
フィリピン留学に行って英語が伸びない人はこの5つの落とし穴のいずれかにはまっています。
- TOEIC400点以下
- 文法の授業を受ける
- 発音の授業を受ける
- 授業を詰め込みすぎる
1つずつ見ていきましょう。
フィリピン留学で英語が伸びない人の特徴①:TOEIC400点以下
はっきりと点数で書きました。
伸びない人は共通して、TOEIC300点代、もしくはTOEICって何?という状態の人が多いです。
厳しいことを言いますが、TOEIC400点以下の人はフィリピン留学に行くべきではありません。
文法、単語、読解すべてにおいて、留学するにはレベルが不足しています。
基礎ができてない人が話す英語は、
- 相手の話を聞いていない(聞き取れていない)
- 単語を並べているだけ
- 伝わったと思い込んでいる
という、自己満足の英語です。正しく、堅実に英語力をつけたいのであれば、何はともあれTOEICで400点以上とれるレベルまで留学前に勉強しておくべきでしょう。
フィリピン留学で英語が伸びない人の特徴②:文法の授業を受ける

先ほどのTOEICの話に関連しますが、留学中に文法の授業を受けている人はだいたい伸びません。それもbe動詞、3単元のsなど超基礎的なレベルの。
なぜなら、文法の授業を英語でするほど非効率的なことはないからです。
たとえばですが、名詞・形容詞・副詞のような文法用語を英語でいえますか?
ほとんどの方がNOと答えるはずです。
つまり、文法は日本で日本語で勉強した方が圧倒的に効率がいいわけです。
留学中はスピーキングの練習にリソースを割くためにも、中学生レベルまでの文法は日本でやっておくべきでしょう。
フィリピン留学で英語が伸びない人の特徴③:発音の授業を受ける

留学期間に発音の授業を受けるのも時間の無駄です。
これについては理由が3つあります。
- 発音が悪くても文法が正しければ伝わる
- 英語で伝えるためには発音よりリズムが大事
- 自分の無力さに挫折する
発音が悪くても文法が正しければ伝わる

と不安に思う人も多いですが、英語は文法さえあっていれば発音が多少おかしくても十分に伝わります。
次の例で考えてみましょう。
I heard from Mike that Jon studied very hard.
(訳:私はマイケルから、ジョンが一生懸命勉強したと聞きました。)
heardとhardの発音の違いを理解するためによく使われる一文です。
この一文をネイティブが聞いて、「ん?一個目のハードはheard?hard?どっちだ?」 と思うでしょうか?
そんなわけありませんよね。
「Iとfromの間に来ているからheardだろうな」
と即座に補正してくれます。
つまり、多少発音が荒くても文法さえ正しければ、受け取り側の補正機能で十分に伝わるというわけです。


伝えるためには発音よりリズムが大事
そんなことより聞き手が気にするのはリズムです。
フィリピン人の先生が口を揃えて言っていたのは、
「日本人の英語はリズムが一定で強弱がないため非常に聞き取りづらい」
ということでした。先ほどの例でいうと、
と強弱をつけて読むことで聞き取りやすいリズムになります。
英語はリズムの言語です。発音を気にする暇があったらまず最初にリズムの矯正から始めましょう。
発音を気にしていたら自分の無力さに挫折する

最後の理由は単純です。
発音の授業を受けていたら激萎えします。



フィリピン留学で英語が伸びない人の特徴④:授業を詰め込みすぎる。

授業の過度な詰め込み過ぎもアウトです。具体的には8コマ以上ぐらいでしょうか。
なぜなら、インプットが多すぎて消化不良を引き起こすから。
留学期間に重要なのはインプット以上にアウトプットです。
- 授業で言えなかった表現を調べて次の機会に使えるようにする
- 音読で指摘された個所を正しいリズムで言えるように復唱する
- 先生が使っていた表現をノートにまとめ、何度も音読する。
などなど授業後に復習するべきポイントはたくさんあります。
授業で弱点を発見→復習&音読→次の授業で使ってみる
この繰り返しで英語力は着実に伸びていきます。非常にシンプルです。
復習の量を考慮すると、1日6コマ程度がベストかなと思います。
フィリピン留学で英語が伸びない人の特徴:論外編

最後に、僕が出会ってびっくりした論外の学生を紹介します(笑)

韓国語の勉強を始める。
フィリピンの語学学校は韓国人の学生がとにかく多いです。学校にもよりますが7~8割は韓国人だったと思います。
もちろん仲良くなるのは良いことなのですが、何を血迷ったか「韓国語を勉強しだす変わり者」も出現します。
本末転倒の極みです。
嘘だと思うかもしれませんが、各学校に必ず一人はいるのでそうならないよう注意してくださいね(笑)

日本人同士で付き合う
語学学校は閉じられた世界であるため、カップルがたくさん誕生します。


国籍が違えば、おのずと会話が英語になるのでまあ良しとしましょう。
しかし、現実は同じ国同士で付き合うカップルが圧倒的に多いです。
授業が終わると、永遠に日本語でいちゃいちゃし合う。




そもそもコミュ症
そもそもコミュ症の人も英語が伸びにくいです。
そんな生活で英語が伸びるわけがありませんよね。

と思われた方、安心してください。
日本語では恥ずかしがり屋でも、英語だと積極的にコミュニケーションをとれるという人もたくさんいます。
言語が異なれば違う自分になれるからです。

まとめ

以上、フィリピン留学で英語が伸びない人に共通する4つの特徴をお伝えしました。
失敗例をたくさん見てきましたが、大切なのはそこから教訓を得ることです。
- 留学前にTOEIC400点以上をとる
- 文法は完成させておく
- 発音ではなくリズムを矯正する
- 授業後のアウトプットを大切にする
これらを意識するだけで、あなたのフィリピン留学の成果が圧倒的に変わってくるはずです。
絶対にフィリピン留学を成功させるためにも、この記事でお伝えしたことを徹底的に実践してみてください。
必ず結果がついてくることをここにお約束します!

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